歯並び悪い人必見!マウスピース矯正の費用相場と医療費控除まとめ
「マウスピース矯正に興味はあるけれど、費用ってどれくらいかかるの?」「医療費控除って、矯正にも使えるの?」
そんな疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。マウスピース矯正は、見た目の自然さや生活のしやすさから人気が高まっている矯正治療です。しかし、自由診療であるため費用は自己負担。だからこそ、事前にしっかりと相場やお金の制度を知っておくことが大切です。
この記事では、マウスピース矯正の特徴から費用の目安、そして医療費控除の対象になる条件や手続き方法まで、丁寧に解説しています。これから矯正治療を考えている方が、安心して第一歩を踏み出せるよう、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. マウスピース矯正とは?特徴やメリット
2. マウスピース矯正の費用相場
3. 医療費控除とは?
4. マウスピース矯正は医療費控除の対象?
5. 医療費控除を受けるための手続きと注意点
6. よくある質問
7. まとめ
1. マウスピース矯正とは?特徴やメリット
1. マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を使って、歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。従来の金属製ワイヤーを使わず、装置が目立ちにくいため、見た目が気になる方にも人気があります。このマウスピースはオーダーメイドで作られ、10日〜2週間ごとに交換することで、少しずつ歯並びを整えていきます。
2. マウスピース矯正のメリット
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・目立ちにくい
透明な素材なので、装着していてもほとんど目立ちません。学生の方や、人前に出る機会の多い職業の方でも見た目を気にせず安心して使用できます。 -
・取り外しが可能
食事や歯磨きの際には取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも抑えられます。
固定式の矯正装置に比べて、普段通りのセルフケアができる点も魅力です。
3. デメリットも知っておこう
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・自己管理が必要
1日20時間~22時間の装着を推奨しており、装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない場合があります。
自分で取り外せる分、自己管理の意識が大切になります。 -
・対応できない症例がある
重度の不正咬合で顎の骨の位置を大きく動かす必要がある場合など、症例によってはマウスピース矯正だけでは対応できないことがあります。
4. インビザラインとは?
当院では、マウスピース矯正の中でも代表的な「インビザライン」を採用しています。
インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置です。世界100カ国以上で提供されており、これまでに1,500万人以上の治療実績があります。
2. マウスピース矯正の費用相場
1.一般的な費用相場
マウスピース矯正は、基本的に自由診療にあたるため、保険が適用されません。そのため費用は歯科医院によって異なりますが、一般的には数十万円から百万円前後となるケースが多いです。
(症例の難易度や治療期間によって大きく異なるため、あくまで目安です。)
・軽度の歯並びの乱れ(数本の歯だけを動かす部分矯正):約30万円〜60万円
・中程度の歯並びの乱れ:約60万円〜90万円
・重度の歯並びの乱れ:約80万円〜100万円以上
2.他の矯正方法との比較
以下の費用比較は、「中等度の歯列不正、全体矯正(全顎矯正)」を前提とした目安です。
矯正方法 | おおよその費用 | 特徴 |
---|---|---|
マウスピース矯正 | 60〜90万円前後 | 目立ちにくく、取り外し可能 |
ワイヤー矯正 | 60〜90万円前後 | 幅広い症例に対応可能 |
裏側(舌側)矯正 | 80〜150万円前後 | 装置が見えない |
3. 医療費控除とは?
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。
家族全員分の医療費を合算できるのがポイントで、申請は確定申告を通じて行います。医療費控除の対象となる主な費用には、治療のための通院費や薬代、治療に直接関係する器具代などが含まれます。
4. マウスピース矯正は医療費控除の対象?
マウスピース矯正が医療費控除の対象となるかどうかは、治療の目的によって異なります。
1. 医療費控除の対象となるケース
歯並びの不正が以下のような機能的な問題を引き起こしている場合、その改善を目的とした矯正治療は医療費控除の対象となる可能性があります。
・咀嚼障害(噛み合わせの問題で食べ物をうまく噛めない)
・発音障害(歯並びが原因で特定の発音がしづらい)
・顎関節症(噛み合わせの不調和により顎に痛みがある)
このような健康上の問題に対処するために行う矯正治療は、「美容目的」ではなく医療上必要な治療とみなされるため、医療費控除の対象となります。
2. 医療費控除の対象外となるケース
一方、以下のような審美的な理由や医療上の必要性が認められない場合は、基本的に医療費控除の対象外となります。
• 見た目の改善のみを目的とした矯正(「前歯を整えたい」「笑顔をきれいに見せたい」など、美容目的の矯正)
• 医師の診断や治療計画がないまま行う矯正(ネット注文型のセルフ矯正キットなど)
ただし、実際には審美的な目的と機能的な目的が重なっているケースも多いため、担当医師の診断内容や治療計画が重要になります。
5. 医療費控除を受けるための手続きと注意点
医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。以下の手順で準備を進めましょう。
ステップ① 領収書を保管する
治療ごとの領収書や明細書は必ず保管しましょう。申告時に提示が必要になることがあります。
注意点:分割払いの場合、その年に支払った金額分のみが控除の対象です。
ステップ② 医療費控除の明細書を作成
国税庁のウェブサイトや確定申告ソフトを利用して、年間の医療費をまとめた明細書を作成します。
注意点:同じ家計であれば、家族の治療費も合算して申告できます。
ステップ③ 確定申告を行う
毎年2月中旬~3月中旬にかけて行われる確定申告期間に、書類を提出します。紙での申告のほか、e-Taxでオンライン申告も可能です。
注意点:過去5年まで遡って申告することも可能です。
6. よくある質問(Q&A)
Q1:費用が高くて心配です。分割払いはできますか?
A:多くの歯科医院で、分割払いやデンタルローンの取り扱いがあります。当院でも、初回入金の残りをボーナスや月々払いで分割することが可能です。無理のない支払い計画が立てられるよう、事前に相談してみましょう。
Q2:学生でもマウスピース矯正はできますか?
A:はい、できます。成長期の矯正治療は、歯の動きがスムーズで、治療が効率的に進みやすいというメリットがあります。
7. まとめ
マウスピース矯正は、目立ちにくく快適に続けられる矯正方法として、多くの方に選ばれています。基本的に自由診療となりますが、医療費控除の対象となる可能性があるため、負担を軽減できるかもしれません。まずは歯科医院でしっかりとカウンセリングを受け、自分に合った治療方法や費用について相談してみましょう。
広島県安芸郡の「ソレイユ矯正歯科」では、患者様のご要望とお身体に合った矯正治療を提案しています。一人でも多くの方に矯正治療を通して、笑顔にあふれた時を増やしていただきたい、そんな願いを込めて皆様をお迎えしております。お気軽にご相談ください。
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