Case1
- 性別
- 女性
- 年齢
- 33歳
- 症例
- 開咬
- 抜歯
- なし
- 装置
- マルチブラケット
- 期間
- 2年4ヶ月
- 方針
- 検査結果より骨格的な下顎前突で、咬合状態は開咬を呈していました。非抜歯でマルチブラケット装置を使用し、顎間ゴムも併用しました。
- リスク
- 矯正治療後のリテーナーの使用を怠ったり、舌癖が改善されないと開咬が再発しやすいです。
「マルチブラケット」は、矯正治療でスタンダードな「ワイヤー矯正」です。
歯に歯科専用の接着剤でブラケットをつけ、ブラケットの溝にワイヤーを通して歯を引っ張って徐々に移動させていきます。ワイヤーが元の形状に戻ろうとする特性を利用した、歯を動かす仕組みです。
ブラケットは「固定式の矯正装置」になります。患者様ご自身で取り外しのできるマウスピース型とは違って「矯正治療の期間中は矯正装置がずっと装着されたまま」になります。
【ブラケット】・・・ワイヤー矯正で使用する歯の表面につける装置のことです。
★長く行われている治療であり、研究が進んでいるため「幅広い症例に対応」できる矯正治療です。
★装置の素材によっては費用を抑えることが可能で「患者様お一人お一人の状態に合わせて細かな微調整もオーダーメイド」で行うことが出来るため「仕上がりもキレイ」になる矯正治療です。
★複雑な形状をしているので「慣れるまで歯磨きがしにくい」です。
★歯垢・歯石がたまりやすく「虫歯や歯周病のリスクも高くなる傾向」にあります。
★目立たない素材もありますが「装置自体は見えてしまう」矯正治療法です。
★マウスピース型矯正装置での矯正治療に比べて「調整のための通院回数が多く」なります。