Q歯並びが悪いのですが、歯列矯正の治療をしないとどうなりますか?
歯並びや噛み合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合を治療せずに放っておくと、
- 食べ物がよく噛めなくなる
- 言葉が不明瞭になる
- 顎関節症の誘引となる
- 虫歯になりやすい
- 歯肉炎や歯周病になり、口臭の原因にもなる
- 外傷を受けやすい
などのことが予想されます。また、口元にコンプレックスを感じて、自然に笑えなくなってしまう人もいます。
歯列矯正に関してよくあるご質問を、Q&A方式でご紹介します。
当院の矯正で、一般的なご質問を取り上げていますので
治療を受けられる際のご参考にしてください。
歯並びや噛み合わせが悪いことを不正咬合といいます。不正咬合を治療せずに放っておくと、
などのことが予想されます。また、口元にコンプレックスを感じて、自然に笑えなくなってしまう人もいます。
矯正治療は不正咬合を治し、自然な歯並びや噛み合わせになるように行います。
自然な歯並びになることで、歯磨きもしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくくなります。また、噛み合わせがよくなるので食べ物をよく噛めるようになり、消化も良くする助けになります。発音も明瞭になります。
なにより、口元のコンプレックスを解消することで自然な笑い方ができるようになり、明るい表情が自然とできるようになります。
症状や年齢によって異なります。
永久歯列で、上下の顎のバランスに問題が少なく、顎と歯の大きさのバランスが悪い場合の治療期間は2~3年位です。
しかし、上下の顎のバランスが悪く、さらに顎と歯のバランスも悪い場合は、長期間かかる場合もあります。
少し痛みを感じます。
初めて装置をつけたときや、ワイヤーの場合は装置の調整で取り替えたときなどは、歯が少し浮いたような痛みを感じます。痛みの大きさや時間には個人差がありますが、通常3~5日くらいで収まります。
インビザラインでの矯正治療であれば、痛みも軽減されるケースが多いです。
柔道や空手のような激しい格闘技では、唇の裏側を装置で傷つけることがあります。また、クラリネットやサックスのような楽器は、指しゃぶりと同じような力が前歯にかかるので、出っ歯になったり、治療のための歯の移動を妨げる場合があります。
インビザラインでの矯正なら、身体を傷つける心配もなく、矯正治療を受けることができます。
固いおせんべいや氷の丸かじり、粘着性の強いキャラメルやガムなどは、装置が壊れたりワイヤーが曲がったりしやすいので、食べないようにしてください。 また、甘いものも虫歯になりやすいので、歯列の矯正治療中は歯磨きを丁寧にしましょう。
歯を移動するためには、たくさんの栄養素が必要ですから、バランスのよい食事を心がけましょう。
インビザラインでの矯正治療の場合は、食事の時は外すことが可能ですので、食べ物の制限がなく、虫歯のなりやすさも通常と変わりないほどです。