【歯列矯正の種類別】費用平均・メリット・デメリット完全ガイド2025最新版
歯並びに悩んでいる方にとって、歯列矯正は見た目の改善だけでなく、かみ合わせや発音、将来の歯の健康にも関わる大切な治療です。しかし、「自分に合った矯正方法がわからない」「費用や通院期間はどれくらい?」と、不安や疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。矯正にはワイヤーやマウスピースなど複数の方法があり、それぞれ特徴も異なります。
本記事では、2025年の最新情報をもとに、代表的な矯正方法の種類と費用相場、メリット・デメリット、選び方のポイントを丁寧に解説します。治療を検討中の方はぜひご覧ください。
目次
1. 歯列矯正の基礎知識
2. 矯正装置の主な種類と特徴
3. 歯列矯正の費用相場
4. 自分に合った治療の選び方
5. よくある質問(Q&A)
6. まとめ
1. 歯列矯正の基礎知識
1-1. 歯列矯正とは?
歯列矯正とは、歯並びや噛み合わせの乱れを整える歯科治療のことです。専用の装置を使って歯を少しずつ動かし、機能的で見た目も整った口元へと導いていきます。
矯正治療を行うことで、以下のような効果が期待できます。
-
・食べ物をしっかり噛めるようになる
・発音が明瞭になる
・虫歯や歯周病のリスクを減らせる
・見た目への自信が持てる
最近では、子どもだけでなく大人になってから矯正を始める方も増えており、ライフスタイルに合わせた選択肢が多くなっています。
1-2. 治療が必要とされる歯並びの例
矯正治療の対象となる歯並びには、主に次のようなタイプがあります。
-
・叢生(そうせい):歯がガタガタに重なって生えている(例:八重歯)
・上顎前突(じょうがくぜんとつ):前歯や上あごが前に出ている(出っ歯)
・下顎前突(かがくぜんとつ):下あごが前に出ている(受け口)
・開咬(かいこう):奥歯は噛み合うが前歯が閉じずに隙間ができている
・過蓋咬合(かがいこうごう):上の前歯が下の歯を深く覆い隠している
・空隙歯列(くうげきしれつ):歯と歯の間にすき間がある「すきっ歯」と呼ばれる状態。
こうした歯並びは、見た目だけでなく噛む機能や健康にも影響するため、早めの相談が推奨されます。
2. 矯正装置の主な種類と特徴
歯列矯正にはさまざまな種類があり、装置の形状や装着場所、素材、見た目、費用などに違いがあります。ここでは、現在多くの方に選ばれている代表的な3つの治療法について詳しくご紹介します。
2-1. ワイヤー矯正(表側矯正)
もっともスタンダードな矯正方法で、「マルチブラケット法」とも呼ばれています。歯の表側に小さな装置(ブラケット)を接着し、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かしていきます。
【メリット】
-
・歴史が長く、多くの症例に対応可能
・一人ひとりの歯の動きに合わせた細かな調整が可能
・セラミックや透明ブラケットなどを選べば目立ちにくくすることも可能
・費用を比較的抑えられる場合もある
【デメリット】
-
・装置が目立ちやすく、見た目が気になる方も
・複雑な構造のため歯磨きがしづらく、虫歯リスクが上がる
・通院頻度がやや高く、1カ月に1回の調整が必要
2-2. 舌側矯正(裏側矯正)
歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを取り付ける方法です。
【メリット】
-
・表からは見えないため、治療中であることが分かりにくい
・舌で前歯を押す癖のある人には、癖の改善効果も期待
・表面を傷つけにくく、歯のエナメル質への負担が少ない
【デメリット】
-
・装着直後は舌に当たりやすく、違和感や口内炎が出やすい
・発音に影響が出ることがあり、特に「サ行・タ行」などに注意
・複雑な構造のため歯磨きがしづらく、虫歯リスクが上がる
・費用は表側矯正に比べて約1.5倍高くなる傾向あり
2-3. マウスピース矯正(インビザラインなど)
透明のマウスピース型装置(アライナー)を使った、取り外し可能な矯正治療です。歯列矯正治療中のストレスが低く、審美的にも優れた最新の歯列矯正の治療方法です。
【メリット】
-
・透明で目立たず、人前でも安心して装着できる
・自分で取り外せるため、食事や歯磨きがしやすく清潔
・痛みが少なく、金属アレルギーの心配がない
・通院回数が比較的少なく、忙しい方にも向いている
・3Dシミュレーションで治療の完成予想を事前に確認できる
【デメリット】
-
・自己管理が必要で、装着時間(1日20時間以上)を守る必要がある
・装着のし忘れや紛失によって治療が計画通りに進まないことがある
・重度の歯並びには対応できない場合があり、適応範囲に限界がある
3. 歯列矯正の費用相場
矯正治療の費用は、使用する装置の種類や治療期間、歯並びの状態によって大きく異なります。
※診断料・調整料・保定装置などの追加費用が別途かかる場合があります。
矯正方法 | 費用の目安(全体矯正の場合) |
---|---|
表側ワイヤー矯正 | 約60万〜120万円 |
舌側矯正(裏側) | 約80万〜150万円 |
マウスピース矯正 | 約60万〜120万円 |
4. 自分に合った矯正治療の選び方
矯正方法を選ぶ際は、見た目・予算・ライフスタイル・治療の難易度などを総合的に考えることが大切です。
-
・治療中の見た目を気にする方:マウスピース矯正または舌側矯正がおすすめ
・重度の歯並びを治したい方:表側ワイヤー矯正が適しているケースが多い
・費用を抑えたい方:表側矯正や部分矯正を検討
・忙しくて通院が難しい方:マウスピース矯正で負担を軽減
迷った場合は、歯科医師とのカウンセリングで治療のゴールを明確にすることが大切です。
5. よくある質問(Q&A)
Q1:矯正治療は何歳まで可能ですか?
A:矯正治療に年齢制限はありません。歯と歯茎が健康であれば、何歳からでも始めることができます。
Q2:歯列矯正は保険適用になりますか?
A:基本的には自費診療ですが、特定の条件を満たす場合に限り保険が適用されることもあります。
6. まとめ
歯並びを整えることは、見た目の美しさだけでなく、健康な噛み合わせや将来的なトラブルの予防にもつながります。矯正治療にはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。費用や見た目、治療期間、生活への影響をよく比較し、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。まずは歯科医院に相談し、自分に合った矯正プランを確認してみましょう。
広島県安芸郡の「ソレイユ矯正歯科」は、2004年の開業以来、矯正治療の豊富な経験と実績を積み重ねてきました。患者様の生活スタイルを考慮し、ご要望とお身体に合った治療方法をご提案いたします。
矯正治療を通じて、幅広い年齢の方にきれいな歯並びとしっかりとした咬み合わせを。ぜひお気軽にご相談ください!
■内部リンク
当院の矯正治療費用はこちら
https://dental.eye-dental.com/menu/
ワイヤー矯正についてもっと詳しく知りたい方へ
https://dental.eye-dental.com/treatment/multi-bracket/https://dental.eye-dental.com/treatment/invisalign/
マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい方へ
https://dental.eye-dental.com/treatment/invisalign/
■外部リンク
ソレイユ矯正歯科インスタグラム
https://www.instagram.com/soleil_kyousei/