叢生
歯並びのガタガタ、八重歯、乱杭歯
お子様から成人の方まで。お口の健康という視点から
美しい歯並びと健康的な噛みあわせをおすすめ。
質の高い診療をご提供していきます。
大昔から、不揃いな歯並びや出っ歯などといった症状は人々を悩ませ、これを改善しようとする「歯の矯正」という試みは、紀元前1000年にまで遡ることができます。
歯科医学が発展する18世紀から19世紀にかけて、歯科医師達が色々な装置を用いて歯列不正の改善を試みるようになってきました。
そして、1998年にアメリカで開発されたインビザラインという装置の登場と進化で、歯の矯正治療に新たな流れができつつあります。
矯正治療とは、歯に矯正力(適切な力を継続的に)をかけ、歯を骨の中で移動させ歯並びや咬み合わせを治し、健康で審美的な口元をつくる矯正治療です。また歯のみならず、特に成長期では上下顎の骨格バランスや成長を利用したアプローチをします。
歯並びや咬み合わせが整ってくると口元はもちろん、顔立ちがずいぶんと整います。
では、歯並びや咬み合わせが悪いことにより、どんなことが起こるのでしょう?
などの原因になる場合があります。
矯正治療をしなかった場合は、見た目の審美性で人によっては歯並びが悪いことでコンプレックスを抱いたり、発音に支障が出たりとコミュニケーションに不都合が生じてしまいがちです。そして、健康面にも大きく影響します。
お口の中の健康は虫歯の治療や予防だけではありません。一生、自分の歯で美味しく食事ができて健康に人生を送れるために、良好な歯並びや咬み合わせはとても大切です。
具体的に治療の対象となる症状には、歯並びが凸凹の状態や歯の並びや上下の歯が適切に咬み合っていない状態、つまり「かみ合わせや歯並びが悪い」状態を【不正咬合(ふせいこうごう)】といいます。
不正咬合には次のような種類があります。
歯並びのガタガタ、八重歯、乱杭歯
出っ歯、下顎が小さい
受け口、反対咬合、上顎が小さい
オープンバイト、前歯が上下で咬めない
上の前歯が深く下の前歯に被さる
すきっ歯
不正咬合の原因は、遺伝的な要因、後天的な要因、指しゃぶり、舌癖、乳歯の早期喪失(虫歯など)、鼻やのどの病気、食生活の変化など様々な要因が関係しています。
そこで、上下歯の咬み合わせの状態、頭蓋骨や顎の骨格的なバランスなど、総合的な症状の分析結果をもとに、お一人おひとりにあった治療を行います。
不正咬合からその方の歯や顎の大きさ、バランスにあった咬合(正常咬合、個性咬合)へと導いていきます。
相談は矯正治療に関する疑問や不安をじっくりお聞きすることから始まります。
お口の健康の問題点を確認しながら、しっかりと時間をかけて矯正治療をご検討いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
レントゲンにより頭部の骨格的なバランス、歯や顎関節の状態を検査します。
当院では従来のものより被ばく量の少ないデジタルレントゲンを設備・使用しています。このほか、歯の模型作製、顔や口腔内の写真などにより矯正治療にむけた総合的な検査を行います。
検査結果を一緒に確認していただきながら現状を説明いたします。
これをもとに計画された矯正プランから、最終的に患者様が納得できる方法を決めていただきます。
ここで治療費の総額が決定します。虫歯の治療や抜歯が必要な場合は別途料金がかかります。
診断によって決まった装置は、症状によって種類や数が異なります。
また、装置の使用具合により矯正効果が変わります。途中で作り変えや装置が新しくなる場合もありますが、料金内で行えます。ご自身で紛失された場合、再製作料が必要となります。
歯の表側につける標準的なブラケット、歯の裏側につける舌側矯正装置、透明で付け外しも可能なインビザラインなど、装置にはさまざまな種類があります。種類や症状の難易度によって治療料金や治療期間が異なってきます。
矯正治療で歯を動かした後、元に戻ることを抑える治療です。
少しでも変化に気づくことで早めに対処することが大切です。後戻りだけでなく、身体は年月をかけて変化していきます。それにあわせて治療後の経過を観察します。
広島のソレイユ矯正歯科は「矯正専門の歯科医院」のため、虫歯や抜歯の治療は行っておりません。
矯正治療において、叢生の改善などで抜歯が必要な場合は、かかりつけの歯科医やご希望の一般歯科などへのご紹介をさせていただきます。
また、矯正治療にともなう抜歯は、保険適用にならないことがほとんどです。
広島のソレイユ矯正歯科では、矯正の精度が高くて幅広い症例の方にご利用いただける「インビザライン」を採用しています。
矯正治療はいつ開始するべきなのでしょう?
大人の矯正治療と子供の矯正治療では、治療内容やタイミングが異なってきます。
永久歯に生え変わった歯列の歯並びや咬み合わせの改善を行います。ただし、乳歯が残っているうちからでも、症状の軽減をはかるため早めに開始したほうが良い場合もあります。
大人の矯正は年齢に関係なく何歳になっても受けることができますが、歯の移動は年齢を重ねるとともに遅くなりやすいため、気になったらできるだけ早いタイミングで治療を開始することをおすすめします。
歯にブラケットを接着、ワイヤーを装着して歯を動かす、従来型の矯正(マルチブラケット)。歯の表に付けるタイプと裏側に付ける「舌側矯正」があります。
当院が特化する「インビザライン」に代表される、目立たず取り外しが可能な矯正。医師の経験値・技術力により適応症例が変わるため、医院選びが重要です。
骨格的な不正が大きく、歯の移動のみで改善できない場合は、外科手術を併用した「外科矯正」などの方法があります。
歯の一部分だけ矯正を行う「部分矯正」や、人生の転機に矯正を行う「ブライダル矯正」や「就活矯正」を行う方もいらっしゃいます。
顎の成長・発育や歯の生え変わりを利用してアプローチします。この時期にしか出来ない、骨格的な不正の改善を試みることができます。
装置は主に取り外しのできる、夜間に装着するものを使用します。この治療により、骨格的なバランスを整えて、お口の中の環境を整えることを目標とします。
簡単な症状であれば、子供の治療だけで充分な場合もありますが、永久歯への生え変わり、さらにきれいな歯並びや噛み合わせにする必要があれば「本格矯正(大人の矯正治療)」へ移行します。
始めるタイミングとしては、前歯が永久歯に生え変わり出して、歯並びや、顎が歪んでいるなど気になることがあれば早めに相談されることをおすすめします。
永久歯への交換が進んでいる場合は、小学生でも本格矯正になります。中学生以降になるとほとんどが、大人の治療と同じ内容になります。
成長期のうちに、主に骨格的に不調和の改善を行うことで、永久歯への交換がスムーズになるような治療を行います。
骨格的な出っ歯や受け口にアプローチをすることや、歯列を拡大してスペース不足の改善をするための、夜間装着する装置や簡単な固定式の装置を用いることもあります。
これらは細かな歯の配列を目的としていませんので、子供の治療(1期治療)が終了後、よりきれいな歯並びと噛み合わせにするためには「本格矯正」が必要になる場合があります。なお、治療開始時期が遅いと充分な治療効果が得られませんので、開始時期などについてもご相談ください。
こうした状態が見受けられる場合は、一度、矯正治療を専門とする矯正歯科にご相談されることをおすすめします。
広島のソレイユ矯正歯科では、矯正の精度が高く幅広い症例に対応できる「インビザライン」を採用しています。
歯の矯正について説明してきましたが、いかがでしたか?
歯の矯正治療を行うことで、きれいな歯並びは咀嚼機能の向上や健康な口腔組織の環境づくり、審美面や顔立ちが整うなど、皆さんの想像以上に健康維持や美容に貢献します。また、身体の調子を整えて美容面での満足度を得られることで、心の潤いも満たすことができると考えます。
矯正治療は長くかかることがほとんどですが、キレイな歯並びは一生の宝物になります。
チェック項目に当てはまることや、気になることがありましたら「広島のソレイユ矯正歯科」にご相談ください。