叢生
歯並びのガタガタ、
八重歯、乱杭歯
第一印象は3秒で決まる!と言われ、初対面の人で最初にどこを見るか?というと圧倒的に顔になり、表情にも大きく作用されます。
そのため、歯並びが気になって自然に笑顔になることが難しかったりするとその方の本来の魅力が伝わらなくなってしまいます。
歯並びは治したいけど、矯正治療って大変そうと思われている方も多いと思います。健康で、自信を持って人生を前向きに楽しんでいくために歯並びを整える矯正治療は大きな役割を果たしています。
大人の矯正治療は、永久歯に生え変わった後にマルチブラケット装置やインビザラインを用いて、歯並び、咬み合わせの改善を行う治療です。 上下の顎やお顔全体の中でバランスのとれた位置に歯を移動させていき、見た目だけでなく機能面の向上を目指します。
永久歯に生え変わっていれば、早ければ小学校高学年くらいから大人の矯正治療の対象となります。
歯列矯正は、あなたの生活を大きく改善できる可能性があります。
歯並びのガタガタ、
八重歯、乱杭歯
出っ歯、下顎が小さい
受け口、反対咬合、
上顎が小さい
オープンバイト、
前歯が上下で咬めない
上の前歯が深く
下の前歯に被さる
すきっ歯
ご自身の症状と照らし合わせて気になる点があれば、信頼する矯正歯科医にご相談されてみてください。
お口は体の入口、そして食べ物の消化の第1歩です。
日々の食事から体がつくられていきます。しっかり咬めるということは消化にはとても大切になります。また、年齢を重ねるほどに食事から得られる喜びは、人生においてとても大きなウェイトを占めてきます。
8020運動で目標とするのが「80歳で20本以上の自分の歯を保とう」というものですが、これを達成するには日々の歯のお手入れが欠かせません。そして、8020を達成している方の歯並びに不正咬合は少ないことが報告されています。
つまり、ご自分の歯を保つには良い歯並び、咬み合わせが必要であり、矯正治療でお口の環境を整えることの重要性が伺えます。
思いっきり笑える! それまで歯並びを気にして笑えなかったという方にとって、どれほど自信がつき、幸せを感じられることでしょう。目に見えて歯並びが良くなっていくという経験は、無意識の上でも大きなインパクトを与え、セルフイメージの向上につながっていきます。
矯正治療を終えられた方の笑顔は素晴らしく、自信と輝きに満ちています。
歯の位置や咬み合わせのバランスが整わないと、出っ歯や受け口など口元だけでなく、顔全体のバランスが悪くなる原因になってしまいます。 矯正治療によって美しく整った口元は、輪郭にまで影響していくことにより、引き締まった顔立ちにつながりやすくなります。
矯正治療の期間は「自身の健康に配慮して整える」という習慣を身につけるチャンスです。
マルチブラケット装置での治療などは虫歯や歯周炎などを防ぐため、時間をかけた丁寧なセルフケアが必要となります。通常ケアとほぼ変わらず過ごせる「インビザライン」の場合も、口腔内の環境に向き合う意識が、生涯にわたるセルフケア習慣を根付かせてくれます。
歯並びが悪いと、気をつけても磨き残しをしやすく、歯周病になるリスクが高まってしまいます。
歯周病が心臓・循環器疾患、糖尿病といった他の全心疾患と深く関わっていることが明らかになってきました。矯正治療は入れ歯やインプラントを必要とせず、生涯にわたり健康な口腔環境を保つための予防に加え、生活習慣病に対しても有効な予防医療と考えることができます。
咬み合わせや歯並びが悪いと、顎関節症、頭痛やめまい、肩こりの原因になる場合もあります。噛むためには、あごだけでなく、首筋、胸、背中にある12種類の筋肉を動かします。また、歯がなくなると、身体バランスの低下を招くとも言われています。咬み合わせを整えることは体全体に深く関わり、顎関節の不調や肩こりの解消、運動能力アップの効果も期待できます。
良い咬み合わせは、唾液の分泌を促進します。唾液には消化を助けるほか、喉や食道、胃腸などを守る物質が含まれ、外部からの病原菌や口内の雑菌を抑制する働きもあります。上皮と神経の成長因子も含まれ、皮膚や脳の老化を押さえて若返りを促す働きもあります。繊維の多い食品も摂取しやすく、効率的に栄養素を摂ることができ、健康維持に役立ち、病的な老化を防ぎます。
良く咬むことで脳の血流量が増加します。特に満腹中枢、狐束核(味覚中枢)、海馬(記憶に関与)、扁桃体(臭覚やストレスに関与)、室傍核(自律神経の中枢)などが活性化することが確認されています。つまり、矯正治療による健康な歯並び・咬み合わせは、肥満防止、記憶力向上、ストレスが解消されて心が安定するといった効果を期待できます。
大人の矯正治療の注意点は「矯正歯科医師の指示通りに通院する、歯列矯正装置を正しく装着する、口腔ケアを徹底する」ことなどが挙げられます。
これらに加えて「高額な費用がかかりやすい、治療期間が長引きやすい、仕事上やプライベートなどで見た目が気にある場合がある、食事制限が必要になる場合がある、矯正治療中に痛みが生じる可能性がある」ことが考えられます。
個人個人で状況や感じ方が違いますので、まずはご自身の考えや治療の方向性を整理されて、専門の矯正歯科医院にご相談されることをおすすめします。
矯正治療を通じて、幅広い年齢の方にきれいな歯並びとしっかりとした咬み合わせを。症状の度合いやご要望に応じ、生活スタイルにフィットする矯正方法をご提案します。より永く心地よく、自分の歯ですこやかライフを!
インビザライン(マウスピース矯正)は、歯型を取って透明なマウスピースを作り、装着して歯並びを治していく方法です。ワイヤー矯正よりも痛みが少ないと言われています。
歯列矯正では、かなりスタンダードなワイヤー矯正です。歯の表面にブラケット装置を装着し、アーチワイヤーを通して圧力を加えることで歯を動かして歯列を整えていきます。
歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを固定する矯正です。目立たない奥歯だけ、表面にワイヤーを通す場合もあります。舌側矯正は、歯列矯正が分かりづらい治療法です。
全体的に歯を動かすので歯はなく、気になる一部分の歯を動かす矯正治療です。上下の前歯部分を矯正することが多く、矯正の治療期間が短くて治療費を抑えることができます。