マウスピース矯正で「すきっ歯・出っ歯」は治せる?費用・期間・デメリットまで解説|広島の矯正歯科【ソレイユ矯正歯科】

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マウスピース矯正で「すきっ歯・出っ歯」は治せる?費用・期間・デメリットまで解説

「すきっ歯や出っ歯が気になるけれど、矯正器具が目立つのはイヤ…」
そんな方に人気なのが、透明で目立たず取り外し可能なマウスピース矯正です。目立ちにくい見た目と取り外し可能な点が大きな魅力ですが、「本当に治るの?」「費用や期間はどのくらい?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、マウスピース矯正で改善できる症例・できない症例をはじめ、治療にかかる費用や期間の目安、注意点までを詳しく解説。後悔しない治療選びの参考に、ぜひお読みください。


目次

1. マウスピース矯正とは?メリット・デメリット
2. すきっ歯とは?原因と問題点
3. 出っ歯とは?原因と問題点
4. マウスピース矯正で治せる症例と難しい症例
5. マウスピース矯正の費用と期間の目安
6. よくある質問(Q&A)
7. まとめ


1. マウスピース矯正とは?メリット・デメリット

マウスピース矯正は、透明なアライナーを装着して歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。1〜2週間ごとにマウスピースを交換し、段階的に歯並びを整えていきます。

【メリット】
・装置が目立ちにくく、周囲に気づかれにくい
・食事や歯みがきの際に取り外せて清潔を保ちやすい
・金属を使わないため、金属アレルギーの心配がない

【デメリット】
・毎日20〜22時間の装着が必要で、自己管理が欠かせない
・歯並びの状態によっては適応できないケースがある
・症例によってはワイヤー矯正よりも治療期間が長くなることもある

ライフスタイルに合わせやすい反面、装着時間や適応範囲には注意が必要です。


2. すきっ歯とは?原因と問題点

2-1. すきっ歯とは

すきっ歯は、専門用語で「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれます。歯と歯の間に不自然なすき間ができている状態を指します。特に上の前歯の中心に2mm以上のすき間があるものは「正中離開(せいちゅうりかい)」と呼ばれます。

2-2. 主な原因

  • ・顎が大きく、歯が小さいためすき間ができる
    ・先天的に歯の本数が少ない(先天欠如)
    ・舌で前歯を押すクセ(舌突出癖)
    ・上唇小帯(じょうしんしょうたい)の位置異常

2-3. どんな問題があるの?

・発音の問題:「サ行」や「タ行」の発音が不明瞭になりやすく、滑舌に影響を与えます。

・食事での不便さ:隙間から空気が漏れて音が出やすかったり、前歯でうまく噛み切れないことで食事のしづらさを感じることがあります。

・見た目(審美面)の問題:笑ったときに前歯のすき間が目立つと、人前で口を大きく開けることに抵抗を感じやすくなります。


3. 出っ歯とは?原因と問題点

3-1. 出っ歯(上顎前突)とは

出っ歯は、専門用語で「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。上の前歯が下の前歯よりも前に出ている状態で、一般的に前歯同士の差が4mm以上あると診断されることが多いです。

3-2. 主な原因

  • ・遺伝による顎の大きさや形のバランス
    ・指しゃぶりや長期間の哺乳瓶使用
    ・舌で前歯を押す癖
    ・口呼吸の習慣

3-3. どんな問題があるの?

・機能的な問題:唇が閉じにくく口呼吸になりやすいほか、口の乾燥(ドライマウス)を招きやすくなります。また、前歯で食べ物が噛み切りにくい点も不便です。

  • ・外傷のリスク:転倒やスポーツ時に前歯をぶつけやすく、折れたり欠けたりするリスクがあります。特に活発なお子様や運動をされる方は注意が必要です。

・社会生活への影響
横顔のバランスが崩れて見た目が気になったり、発音が不明瞭になることで、人前で話すのに抵抗を感じることもあります。


4. マウスピース矯正で治せる症例と難しい症例

4-1. 治療が可能なケース

マウスピース矯正は、以下のような軽度〜中程度の歯並びの乱れに対して高い効果が期待できます。

  • ・軽度のすきっ歯(正中離開など)
    ・軽度〜中程度の出っ歯(歯の傾きによるもの)
    ・前歯だけの部分矯正
    ・デコボコした歯並び(叢生)

4-2. 単独では難しいケース

以下のような症例では、マウスピース矯正だけでの治療が難しい、または不適応となることがあります。

  • ・顎の成長に問題がある骨格性の出っ歯・受け口
    顎のズレが大きい症例(上下のバランスが悪い)
    歯茎の中に埋まった歯を引っ張り出す必要がある場合
    ・歯を大きく回転させる必要があるケース
    ・歯の根(歯根)を大きく移動させる必要があるケース

このような場合は、ワイヤー矯正や外科的処置との併用が検討されます。


5. マウスピース矯正の費用と期間の目安

歯並びの状態によって、治療の費用や期間は大きく異なります。

以下に目安をまとめましたので、参考にしてください。

歯並びの状態 費用の目安(自費) 治療期間の目安
軽度 約30万円〜60万円 約6ヶ月〜1年
中〜重度 約60万円〜100万円以上 約1.5年〜2年以上
重度・複雑な症例 約80万円〜100万円以上 2年以上かかる場合も

※症状や使用する矯正システムによって前後します。詳細は必ず担当医師の説明をお聞きください。
※マウスピース矯正は原則として保険適用外のため、自由診療となります。治療後の保定装置(リテーナー)や定期チェックの費用が別途かかることもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。


6. よくある質問(Q&A)

Q1:誰でもマウスピース矯正できますか?

A:軽度〜中等度の歯並びの乱れであれば、多くの方に適応可能です。ただし、重度の出っ歯や受け口、骨格のズレが大きい場合や、歯周病が進行している方には、他の治療が優先されることがあります。

Q2:マウスピース矯正ができない場合はどのような治療になりますか?

A:マウスピース単独で難しい場合は、ワイヤー矯正や外科的処置、顎の成長誘導を組み合わせた治療を検討します。症状に合った治療法を選ぶことが大切です。

Q3:矯正治療後、後戻りすることはありますか?

A:矯正後は歯が元の位置に戻ろうとする性質があるため、リテーナー(保定装置)を使って後戻りを防ぐことが大切です。装着時間や使用方法を守ることで、きれいな歯並びを長く保てます。


7. まとめ

マウスピース矯正は、「すきっ歯」や「出っ歯」など前歯の悩みに対し、目立ちにくく取り外しができる点が魅力の治療法です。ただし症例によっては適応外の場合もあり、専門的な診断が必要です。治療の期間や費用、デメリットもしっかり理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。見た目だけでなく、噛み合わせや健康面まで考慮した治療を行うことで、将来にわたって美しい笑顔と快適な生活を守ることができます。

広島県安芸郡の「ソレイユ矯正歯科」は、矯正歯科専門の技術力で、幅広い症例に対応しています。患者様としっかりとコミュニケーションを取ることにより、「どうしたいか」だけでなく「どうするのがベストか」を一緒に考える治療を行っています。信頼できる専門家のサポートを受けながら、納得のいく矯正治療を始めてみませんか?まずはお気軽にご相談ください!


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マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい方へ
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